歌ってみたを自宅で録音する最適な環境
歌ってみたを自宅でしてみたい。でも防音環境も音響の知識もないから良い音が録音できるか不安という人必見。そのような悩みを持っている人に向けて解説していきます。
部屋で録音をするとなるとノイズや部屋鳴りについてなど考えることは多いです。しかし、多少入ってもミックス師がどうにかしてくれるので多く入らないことを意識すれば大丈夫だと思ってください。
じゃあどうやって部屋鳴りやノイズをコントロールしていくのか。そのような音響関係の事を簡単に解説していきます。
歌ってみたに録音に必要なもの

歌ってみたを録音する時には必需品が数多くあります。その必需品についてまずは解説していきます。後々の解説で知らないと分からなくなってしまう部分です。初心者にも分かりやすいように解説をしていきます。
マイク
マイクは歌ってみたを録る上では重要な要素で性能で音質や好みな音が録れるか変わってきます。例えば、自分の綺麗な高音を強調したい場合は高音域がブーストされているモデルを選ぶことになります。
マイク性能は歌ってみたのクオリティ直結してくるものです。一番お金をかけた方がいいのはマイクだと僕は思っています。僕はマイク1つに30万くらいかけました。理由は音質と好みの音が録れるからです。
それとアコースティックギターを録るということもあり選びました。
このようにマイクは用途によっても使用するものは異なります。そのため、ネットで購入することはおすすめしません。できるだけ店頭に行って試して購入するようにしましょう。


オーディオインターフェイス
オーディオインターフェイスはマイクとパソコンを繋ぐための機械でアナログ信号をデジタル信号に変えるための機械でもあります。これも音質に関わってくる機械なのでお金はかけた方がいいかもしれません。
マイクのような選び方にシビアになる必要はありませんが最低で3万円くらいの予算を持って選んだ方が良い買い物はできると思います。
ヘッドホンなども装着ができるため、出音が良いオーディオインターフェイスを使うと自分の声を正確に聞き取れて歌いやすくなります。ここも予算をそれなりに取って選んだ方がいいかもしれません。
僕はsymphonydesktopとSSL18を連携して利用しています。両方の合計金額で約40万円ちょっとです。その代わり録り音も出音に関して全く不満がなく収録にストレスを全く感じていません。
この組み合わせだとノイズも結構入りにくくてノイズ処理の段階でイライラすることもなくなります。

DAW
DAWというのは、パソコン上で歌の録音や作曲を行うためのソフトです。歌ってみたを行うなら必須のソフトです。無料のものと有料のものがあります。無料のものは数が激減しているのでいつ使えなくなるか分からない状況です。
そのため、有料のものを使用することをおすすめします。おすすめのソフトは
- Cubase
- fender studio
- logic
この3つは使用者が多いため、ネットの情報も拾いやすいです。そのため、初心者にもおすすめできます。一番選んではいけないのはトラブルが起きた時ネットに情報が落ちていないものです。
選んでしまった場合本当に詰みます。だから無料のDAWを使わないのはそういう事です。
一時的に使うなら無料のDAWも良いかなって思います。費用を抑えたいという面では無料のDAWも良いですが、いかんせん情報がないです。
DAWは頻繁にトラブルにみまわれます。そのため、できるだけサポートが充実しているかもしくは情報があるものを利用するようにしましょう。
僕はCubaseを利用しています。
ヘッドホン
モニターヘッドホンを利用することをおすすめします。ヘッドホンには密閉型と開放型の二つの形式があります。歌ってみたを行う場合は密閉型を選ぶようにしましょう。開放型だと音漏れしてノイズとして乗ってしまうことがあります。
開放型の方が音の解像度は上がりやすいですが、ノイズが乗ってしまう可能性を考えれば密閉型を選んだ方がノイズは乗りにくいかなって思います。
ミックスも自分でやる場合はモニターヘッドホンを密閉型と開放型両方を持っておいた方がいいでしょう。
マイクケーブル
マイクを繋ぐためのケーブルです。これも少しお金をかけた方がいいかもしれません。マイクケーブルは内部の電線の部分がノイズが出ないようにシールドされています。良いマイクケーブルになるとそのシールドの精度と耐久性が向上しています。
そのため、ケーブルの断線も起きにくくさらにノイズも乗りにくいです。
それくらいの性能までくると5000円後半くらいの予算は必要になります。最低金額は2000円以下で購入することもできますが、長持ちしない上にノイズも乗ってしまうので買い替える手間も考えたら最初から高いマイクケーブルを持つことをおすすめします。
マイクスタンド
後で解説しますが、マイクの位置取りというのはかなり重要な要素になってきます。位置が悪いとせっかく良いマイクを持っていても音質が悪いみたいなことも起こってきてしまいます。
そうならないようにマイクの位置を自由に決められるのがマイクスタンドを使用することのメリットです。立てる場所を自分で選択することができます。卓上ではなくライブなどで使用するようなマイクスタンドを最低1個持っておくようにしましょう。
マイクスタンドは安いもので構いません。楽器屋さんで売っているので購入してみてください。
ポップガード
ポップガードは歌う時の破裂音のノイズを軽減してくれる便利グッズです。布製のものとステンレス製のものとがありますが、僕はステンレス製のものをおすすめしています。どうしても布製のものになると安い代わりに音がこもってしまう弱点があります。
ステンレス製の場合は網状になっているため通気性も良くて音質面の劣化も最小限にすることができるのでおすすめです。
STEDMANやキクタニというメーカーが出しているので、価格を抑えたいと思っている人はキクタニ。性能厨はSTEDMANのものを購入することをおすすめします。
Neumannのマイクを使用している場合はポップフィルターが内蔵されているので購入しなくても良い場合があります
動画編集ソフト
動画編集は歌い手になるなら必要な技術です。公開するのがYouTubeでもニコニコでも全て動画プラットフォームだからです。動画編集をしようと思ってもソフトを何を使用すればいいか分かりませんよね。
一般的には
- ADOBE Premiere Pro
- DaVinci Resolve
- FinalCut
このどれかを使用できればもし動画を作れなくて動画編集者さんに投げる時も大概スムーズにいきます。
できるだけメジャーどころのソフト以外は使用しないことをおすすめします。
カメラ
カメラは極論スマホのカメラでも十分です。今のスマホのカメラは下手なデジカメや一眼レフより高性能で取り回しが良いモデルもあります。カメラは何に使用するのか。それは動画を撮ることに使用します。
高性能カメラの方が確かに良い画質で撮ることはできますが、正直画質も頭打ちの部分があるので高性能だからいいというものではありません。
性能が良すぎてもオーバースペックになるだけなので、しばらくの間はスマホのカメラで良いと思っています。
僕はVアバターを動かして歌わせているので、バーチャルカメラで撮っています。そういった方法もあるので、やってみたい人はアバター作って3tene入れて3teneカメラを使用すると同じことができるので試してみてください。
スタジオ録音と自宅録音のメリットとデメリット

スタジオ録音と自宅録音にはメリットとデメリットがあります。そのメリットとデメリットを専門用語を使わないで詳しく説明していきます。
スタジオ録音のメリット
スタジオのイメージってレンタルで機材を借りることができて、防音室で録ることができるという感じのものがあると思います。実際はそうです。
高価な機材もレンタルして録音できるサービスがあるところではその場でボーカルミックスなどの工程もやってもらえるところもあります。
簡易スタジオのようなところでも機材を自分で持ち込んで録るということも許されています。しかも簡易スタジオでも防音室完備なので自分のマイクでもかなり雑音少なく録ることが可能です。
こういった良い面もあるのですが、スタジオ録音の悪い面を解説していきます。
スタジオ録音のデメリット
スタジオ録音の場合設備が良いところになると1時間でかなりの料金がかかることがあります。しかも録音機材によってレンタル料が発生することもあるので、歌ってみたで本格的なスタジオを使用するメリットはあまりないかなっておもいます。
やるにしてもとっておきの曲をやる時に高音質で録音したい時のみです。
簡易スタジオの場合は安く借りることはできます。しかし、自分の持ち込みの録音機材を使用することになります。その場合もし自分の機材が性能がそれほど良くない機材であればそれなりの音しか録ることしかできません。
簡易スタジオでおすすめなのは島村楽器です。楽器鳴らしても歌ってもほとんど外に音が漏れないくらい防音されています。
防音されているということは内部で音を発しない限り録音に乗ることはありません。機材を一定以上のものを使用している場合はおすすめです。
自宅録音のメリット
自宅録音のメリットは自分が構築した自分好みの録音環境で音を録ることが出来る面です。そのため、自分の録音した音を自分好みにすぐに加工することができます。それだけでなく利用料もかからないため、経済的にも優しいといっても良いです。
ただ自宅録音にも悪いところはあるので解説をしていきます
自宅録音のデメリット
自宅録音のデメリットは外部の音の影響を受けてしまう点です。防音加工した部屋でないとまず必ずといっていいほど部屋鳴りとノイズは拾ってしまいます。そこの部分とどう折り合いをつけるかが自宅録音での頭の痛い点です。
ちなみに僕は基本宅録メインでやっていますが、ノイズは大きく入ってしまえばやり直しして小さいようなら加工ソフトでどうにかしています。
ノイズ処理のソフトや防音環境を構築するのはかなりのお金がかかるので、そこはお金との相談です。吸音材を貼り付けるのかそれともリフレクションフィルターでどうにかするのか。どっちも効果はありますが、吸音材を貼り付けるには遠く及びません。
どうしても防音設備に投資できないという方はリフレクションフィルターは意外と安いので検討してみてください。
歌ってみたの自宅録音のノイズ対策

歌ってみたを宅録する場合懸念点になってくるのはノイズです。酷いノイズの場合ミックス師さんによっては断られる可能性もあります。そうならないためにもノイズ対策はしっかりしておきましょう。
今回は、そのノイズ対策について詳しく解説していきます。
エアコンやストーブを消す
エアコンやストーブは駆動音が自分が思っているよりも大きいです。そのため、ノイズとしてマイクが拾ってしまうことがあります。ノイズ対策としてはエアコンやストーブは収録中は切っておくことが重要です。
ノイズ処理できるプラグインを持っていてもここまで大きい音が乗ってしまうと音質を著しく損ねてしまいます。そうならないためにも大きな音が鳴るような機器などの電源はオフにすることは重要です。
使えるなら防音室を使う
防音室は組み立て式のものも今はあります。そういった簡易式のものでも結構防音はしっかりできるので防音室を導入するのも対策の一つです。防音室は値段がかなり高いものになります。
そのため、決断にはそれなりの勇気が必要です。しかし、そこまでしなければ効果がある防音は難しいかもしれません。対策はいくつもありますが一番効果があるノイズ対策が防音室です。
自分の支払える金額が許す限りで可能であれば防音室を購入してください。
部屋に吸音材を貼る
部屋に吸音材を貼ることもノイズ対策になります。特に部屋鳴りを効果的に抑えてくれます。吸音材自体も決して安いものではありません。部屋面積にもよりますが、広くなれば広くなるだけ金額がかさんできます。
吸音材のメリットはノイズ対策としては防音室ほどではないにしても効果的であることです。パネルで購入することができるので段階的にスペースを広げることができます。
ノイズ対策を考える上で重要なのは効果が高いということです。吸音材は効果は高いので防音室には手が出ないという方は吸音材を段階的に購入していくようにしましょう。
リフレクションフィルターを利用する
リフレクションフィルターは吸音材をマイクスタンドに取り付けられる商品で部屋の反響を防いでくれます。パネルで購入する余力がないという方は一時的な措置として導入するのは良いとおもいます。
リフレクションフィルターは価格は防音室や吸音材に比べては安価に購入することができるのがメリットです。
効果も高いです。高いものでなければ1万円以内で購入できる商品もあるので、導入を検討してみるのも良いかもしれません。
クローゼットを利用する
録音にクローゼットを利用するのは効果的には防音室や吸音材ほどではありませんが有効です。その理由というのはクローゼットは狭いので音が反響しにくいです。押入れも同じことが言えます。
音が反響しにくい構造の場所で録音することで反響音は防ぐことができるので、できるだけ反響しにくい部屋の構造を作るようにしましょう
近隣のノイズが乗りやすい時間帯を避ける
近隣のノイズが乗りやすい時間帯は録音をすることを避けるのも対策の一つです。特に道路に面している家に住んでいる方はできるだけ交通量が多い時は避けることをおすすめします。交通量が多い時間帯はそれだけノイズが乗りやすくなる時間帯です。
他にも工事が行われている時間帯はかなり大きな音が出ます。その中で録音すると当然工事している音が歌声に乗ることになるので音質は悪くなるのでおすすめできません。
できるだけ静かな時間を選んで録音するようにしましょう。
遮音カーテンの導入
遮音カーテンを使用することによって、音の跳ね返りや外からのノイズを抑えることができます。外からのノイズは録音をしている歌い手さんには大敵です。
少しでもノイズを軽減できるのであればそれにかけるべきです。カーテンにこだわりがなければ遮音カーテンを使用することを強くおすすめします。
歌ってみた良い音を作る自宅録音環境の作り方

歌ってみたの質を上げる上で一番気を遣わなければいけない部分は音質の部分です。そこの部分をケチると自分の思っていた音にならないことがあります。そうならないためには良い録音環境を作ることが重要です。
良い録音にはどのような事が必要か解説していきます。
部屋の環境を整える
部屋の環境を整えることは重要です。例えばどのようなことをしたらいいか挙げていきます。
- ミニマリストにならない
- 吸音材や防音室を使用する
- 部屋の環境音を考えて物の配置を行う
この3つのことができていれば部屋の環境は良い状態になっているんじゃないかなって思います。
できるだけ理想な部屋の環境を整えると音質はかなり改善するので行ってみてください。
正しい口とマイクの距離でレコーディング
正しいマイクとの距離をとらないと綺麗な声を録れないことがあります。指向性を間違っていると音が濁ってしまうこともあるし、距離を間違えても声が遠くなってしまうことがあります。
マイクとの正しい距離はマイクと口の距離が20~30㎝くらいです。それよりも近いとノイズが入ってしまうし、遠いと声が遠くなって聴こえずらくなってしまいます。
マイクレコーディングはマイクの位置によって音質が変わってきてしまうので意外と難しいですマイキングについてはまた違う記事で解説していきます。

自分に合ったキャラのマイクを選ぶ
自分の声に合ったキャラクターを持ったマイクを選ぶことが重要です。高いマイクが自分にあっているとは限りません。キャラクター的に高いマイクが合っていないこともあります。例えば僕のマイクの履歴は
オーディオテクニカ AT4040
↓
ohmawould ohmacondenser
↓
Neumann TLM67
ときていますがオーディオテクニカは全く合っていなくてohmaは途中から用途に合わなくなって買い替えてしまいました。僕の場合は用途が変わるにつれて値段が高くなっていったパターンでしたがそうなるとは限りません。
もしかしたらNeumannよりもAKGの方が合っている方もいるかもしれません。どのマイクが合うかは使用した本人にしか分からないので必ずお店に試しに行って決めてください。最適な自分の一本を探してみてください。
マイクは何本あっても困りません。ギターと同じです。その一本一本でキャラが異なります。複数本持つのも良いのではないかなって思います。
自分に合っているマイクの方が音質も向上しますので、自分で選んでみてください。大半の人は高いマイクを良いと感じるはずです。
まとめ
今回はレコーディングについて解説をしてみました。録音環境というのは録り音にも関係してくる部分です。
録り音は音質に関わってくる部分でここが悪いと音質が悪くなってしまうため、どうしてもちょぼい音になってしまったり、音質が大きく劣化してしまったりしてしまうこともあります。
そうならないために部屋の環境やマイクなど音質に関わる部分は良くする必要があります。どうしてもお金がかかってしまう部分ではあるかもしれません。
しかし、いい音の歌ってみたを出したいと思っているならできるだけノイズが多い環境にしないことが第一条件になります。
そこに投資していくことは必要になってきますので、もし自分の歌ってみたを理想通りにミックスしたい場合は環境も合わせてアップデートするようにしましょう
