歌ってみたの適切なマイク距離はどれくらい?
歌ってみたをやってみて悩むことは「良い音で録れない」これが大半だと思います。その原因はマイクと口の距離が適切ではないからかもしれません。マイクというのはその特性上角度や距離によって録れる音が変わってしまいます。
コンデンサマイクを使用していてもダイナミックマイクを使用していても同じです。
今回はマイクの距離についての話をしていきます。
マイクと口の正しい位置は?

結論から離します。マイクと口の距離はこぶし1.5個分を目安に考えてみてください。距離にしてみると15cmくらいです。ただこの距離でもダメなこともあります。その理由と改善策など細かいことを解説していきます。
正しいマイク距離というのは難しい問題
じゃあ正しいマイク距離を録っていればいい音で確実に録ることができるのか。そんなことはありません。その理由として以下の影響を受けてしまうため完璧な音で録ることは非常に難しいです。
- 部屋の広さ
- マイクと壁の距離
- 防音されているか
- マイク本体やオーディオインターフェイスからの雑音
- 外部の環境
この環境の影響を受けてしまうことでどうしても音質が劣化してしまうことがあります。この原因については一つずつ潰していかなければいけないしお金もかかってきます。
できるだけ口とマイクの距離は近づけるという方法もある
環境に影響されてしまうならどうしようもないと考えてしまう人もいるかもしれませんがちょっと待ってください。解決とまでは行きませんがいい方法はあります。それはマイクに口を近づけて歌う方法です。
リップノイズが乗らない程度まで近づけてください。
なぜ口を近づけすぎてはいけないのかというと、リップノイズといって口の中の音がマイクに乗ってしまうからです。
乗らないような距離で収録してみてください。
なぜ口を近づけると良いのか
口を近づけることでこのようなメリットがあります。
- 無駄な反響音が軽減される
- 自分の声をはっきりと録音できる
- 自分の声の拡散を防ぐことができる
その代わりリップノイズには気をつけなければなりません。リップノイズもMIX時点で消すことはできます。その代わりに音の劣化という代償を払うことになってしまうことになります。
外部ノイズや反響音が乗るよりはマシではありますが、それでもどうしても音質には影響してきてしまうので気をつけてください。
マイクと口の距離は適切な距離ほど反響する
マイク位置の問題や防音環境など色々な問題によってどうしてもマイク性能も相まって雑音を拾ってしまうということもあります。
歌い手さんの約9割以上は防音室で収録していることはないと思います。僕自身もこの問題には悩まされました。もちろん現在も悩んでおります。しかし、僕の場合は以下で改善しました。
- 壁と距離を取ってマイクを設置する
- 交通量が少ない時間帯に録る
- 暖房やエアコンから距離を取る
- パソコンなど音の出る機器から離す
マイク感度が良すぎるとどうしてもこの問題は避けては通れません。マイクが高ければ高いほど直面する問題でもあるかもしれません。
自分なりの解決方法を考えて実践してみてください。
近過ぎると近過ぎるで音が悪くなっている感じがする

なぜ近づき過ぎても音が悪くなっているように感じるのか。それは「近接効果」という問題です。音像がガツガツに前に来てしまうことによって音が近く感じてしまってイメージと違う。
それが近づけて歌うことのデメリットになってしまいます。
近接効果は空間が近ければ近いほど起こります。15㎝話すと反響ノイズ問題、近付ければ近接効果。じゃあどうすればいいのか。
その部屋に最適化させるしかないというのが現状です。それでも無理な場合はスタジオ録音に切り替えるしかないかもしれません。
そのような場合は、島村楽器などの簡易スタジオを持っている楽器屋さんで借りると安くおさまります。1時間1000円かからないのでおすすめです。それでいて防音なので音を気にすることもありません。
音質に悩んでいるなら防音環境です。
まとめ
結論ですが適正距離で音が良くなる場合と近づけることで音が良くなる例は実際にあります。どっちの方が良いのかというのも難しいところでどちらにもデメリットはあります。音質問題で悩んでいる場合は簡易スタジオで録ってしまうのが一番良いです。
防音設備で安く借りることができるので歌い手さんにとっては願ったり叶ったりの場所だと思います。
音というのは部屋によってどうしても対応が変わってしまいます。お金もかかってくる問題なので自分で負担にならない程度に原因を1つ1つ潰していきましょう。
